薬師岳 ガスと うっすら新雪のスキー
- GPS
- 07:31
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,791m
- 下り
- 1,774m
コースタイム
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 7:29
天候 | 曇り 時々 晴れ からの雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・標高1800m付近で、登山道が完全に覆われる残雪あり。下山時、少し迷うかも。 ・これより上部は、登山道が出ている箇所が続くことがあったりと、スキーでのシール登高は着脱に忙しいかも。 ・標高2200mから上は、完全にスキーで歩ける状態(登山道もチョコチョコ出てる) ・この日は上部がガスで視界不良の上、新雪がうっすら積り、斜度や雪面の状態がわからず、まともな滑降ができなかった。 |
その他周辺情報 | ・折立登山口へ向かう有峰林道が6/1に開通 小型車 \1,900 http://www.arimine.net/ 亀谷料金所〜折立間で、信号による交互通行が4か所あり ・亀谷温泉 白樺ハイツ(有峰林道 亀谷料金所近く) 日帰り入浴 \610 http://www.shirakaba-toyama.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
ブーツ
ザック
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
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感想
そろそろ山スキーのシーズンも終わりか。今シーズンは残雪量が多く、いろいろ楽しめた。
まあ、雪を求めれば、まだまだ、いろいろ楽しめるだろうが、自分的にはもう充分かな〜というわけで、さてラストはどこにしようか?
と思っていたら、薬師岳への折立登山口に通じる、有峰林道が例年通り6/1開通したと聞き、今回は久しぶりの薬師岳に決定。
スキー仲間を誘うが、土曜は都合が悪いとのことで、やむなく単独で行くことになった。
■登り
自宅を出発して、しばらくは雨がポツポツ降っていたが、今日の薬師岳は午後から晴れるハズ・・・晴れるとイイな、と期待しつつ運転する。
有峰林道の亀谷(かめがい)料金所を通過し、折立の駐車場に着いたのは7時くらいだった。すでに10数台の車が停まっていたが、うーん、開通後の最初の土曜、数が少ない気がするが、いつも、こんな感じなのかな?
空は、青空、やった。支度をして、さあ、出発。
折立の登山口に入り、すぐそばの十三重之塔を通過して、いよいよ登り込む。
しばらくは、雪のない、ごく普通の登山道の山歩きが続く。
標高も1800m近くになると、残雪で登山道が覆われる。
山靴ではキックステップがしにくいので、スキー靴に履き替えるが、まだスキーは履かない。
標高1869m、三角点のあるベンチに到着。先に到着していた他の登山客と、今日はイイ天気になって、良かったですね〜なんて話をする。
その後、登山道が出ている箇所が長く続いたり、また、残雪に覆われたりを繰り返すが、標高2200m付近で、ほぼ雪面のみとなった。
太郎平小屋に近づくにつれ、青空から一転、ガスに包まれたりと、一喜一憂しながら、前進。太郎平小屋に到着した時は、視界良好だった。
(まあ、青空はかなり減ってた気がしたけど・・・)
薬師峠に着くころには、空一面が雲で覆われていた。いやな予感がしつつも、先に進む。
薬師平から、薬師岳山荘への尾根の登り込みでは、下山時の滑降は、あの雪面を、こんな感じで滑ろうなどとシミュレーションしながら登っていた。
薬師岳山荘を通過し、あとは薬師岳山頂を目指す。
尾根を登りつつ、向かって右の斜面だねーと、確認しながら進んでいたが、避難小屋に見えた頃には、かなりガスが濃くなっていた。
■下り
無事、薬師岳山頂に到着し、さあ、いよいよお楽しみの滑降のハズが、濃いガスと、うっすら積もった新雪で、あたりが真っ白。間違って、谷に落ちないように滑るにも、尾根と谷の堺目がわからない・・・。
(さらに、雪まで降ってきた。踏んだり蹴ったり。)
とりあえず、ツボ足で避難小屋まで移動。
ここなら雪面も少し広いので、なんとかなるだろうと、スキーを履くも、新雪の積もった雪面は、斜度や起伏がまったくわからない。試しに滑ってみるも、予想通り、ドテン、バタンとターンにならない。もう、ターンを楽しむのは諦め、ひたすら安全にゆっくり滑り、なんとか、薬師岳山荘に戻ってきた。
薬師岳山荘を通過後、来るとき楽しみにしていた斜面も、白すぎて状態がわからん・・・、いやいや、この辺りまで来ると、新雪の量が少ないせいか、残雪のうっすら茶色い模様が透けて見え、辛うじて、雪面の具合がわかる。よかったー。
少しターンを楽しんで滑るが、調子にのり過ぎて、薬師平を予定より滑り降り過ぎてしまった。あわてて、トラバースで予定ルートに復帰。
その後、薬師峠を通過し、太郎平小屋に到着。
この辺りまで降りると、雪は、みぞれ気味になっていた。
登ってきたときは、薬師から戻ってもし時間があったら、太郎山で少し滑って遊ぼうかなんて考えていたが、実際、時間的にも体力的にも余裕はあるものの、ガスの中の滑降とみぞれの天気で、もう、気持ちが萎えている。とっとと、帰ろう。
標高2100mあたりまで、スキーで滑りこみ、スキー終了。山靴に履き替える。
(実は、滑り過ぎて、軽い藪漕ぎトラバースで登山道に復帰した。ここは、本来、2150mあたりで、登山道に入るべきだった。)
さて、山靴で下山。
スキー滑降用に残しておいた体力が、結局、ガスの中のユルユル滑降で、ほとんど体力温存みたいになっていたので、やや急ぎ足で、スキーを担いでのバタバタ下山。
標高1800m付近の残雪エリアで、戻りの登山道の発見に少し迷ったものの、(自分の気持ち的には)あっという間に、折立の登山口に到着。
若干、消化不良気味のスキーツアーだったが、また、来シーズン以降に、薬師岳を訪れて、解消するとしよう。
2017シーズンのスキーは、これにて終了!(の、はず…)
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