鳥海山初滑走 七高山〜祓川
- GPS
- 04:07
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,061m
- 下り
- 1,062m
コースタイム
5:31-40 祓川ヒュッテ
6:40 七ッ釜避難小屋
8:12-50 七高山山頂
9:03 七ッ釜避難小屋
9:18-26 祓川ヒュッテ
9:29 祓川駐車場
天候 | 山麓…晴れ、山頂…曇(ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレットペーパー完備の水洗トイレも使用可能です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは祓川ヒュッテ入口に有ります。 基本的に雪を繋いで登ることが出来ました。 ただし1箇所だけ、夏道を渡る部分があります。(標高1,320mの付近です) ピンクのリボンが夏道の周りの木に沢山付けられていますので、注意していれば分かると思います。 雪上ですが、クレバスが数箇所あります。 祓川ヒュッテの管理人の方によると、例年と違う場所にもあるとのことなので、視界不良の時には特にスピードに注意して滑走して下さい。 七高山山頂直下の急登で、自分の僅か1m横を直径20cmほどの落石が猛スピードで転がって行きました。注意して下さい。 |
写真
感想
去年、この祓川コースから初めて登った鳥海山。
その時に素晴らしい雪渓を見て、翌年は絶対にスキー滑走をしようと心に決めていました。
そして今回実現させる為に、仕事が終わってからクルマを走らせ夜中に祓川駐車場に到着。車中泊で止まっているクルマは12台ほど。
快晴で天の川が明るくハッキリと見えていました。
実は2週間前にもチャレンジしようと思い、祓川駐車場まで来ていましたが、暴風雨の為に断念していました。
そして朝5時半に駐車場を出発。
山頂までがハッキリと見て取れる快晴!
意気揚々とまずは祓川ヒュッテに到着。
しかし、山頂を見ると何やら怪しい雲が山頂に掛かり始めていました。
そして、登山届けを記入し出発。最初の急登を登りきったころには、山頂が完全に雲の中に隠れてしまいました。
時折強風も吹いています。
一部夏道を通り七ッ釜避難小屋には1時間後に到着。
そのまま小休止の後に通過しました。
先行する登山者を追い越して、さらにガリガリと登り続けます。
康新道分岐上部、氷の薬師を通過してさらにガリガリと進ます。
そしてすっかりとガスの中に入ってしまいました。
そして七高山山頂直下の最後の急登を進み出したとき…
なにやら上の方から「ツッ、ツッ、ツッ、ツッ、ツッ…」と連続音が聞こえました。
見上げると、20mほど先に直径20cmほどの落石が見えました。
もちろんこちらに猛スピードで向かって来ます。
恐怖で体が動きませんでしたが、その後自分の僅か1mほど横を通過して行きました。
ゾッとしました…ホントにぶつからずに良かったです。
登るのを諦めようかとも思いましたが何とか登り続けました。
この最後の急登は恐ろしく辛く、ゆっくりとしか進めなかったですが、駐車場出発から2時間40分あまりで七高山山頂に到着出来ました。
山頂は相変わらずガスの中で、新山は全く見えず。
不気味な風の音が辺りに響きわたっています。
それでも、七高山山頂の北側は風下でほとんど風がありませんでした。
疲れが溜まったので、長めに40分ほど休憩。
その後、スキーブーツに履き替え、スキーを装着し滑走開始。
山頂直下の急斜面はホントにきつく、まともに滑られませんでした。
まあ、ガスで視界も悪いことを言い訳にしておきます。
でも急斜面が終わってからの中斜面はバーン状態も悪くなく快適にクルージング出来ました。
七ッ釜付近の下部まで来ると、雨水が流れた溝などに少し深くなり、滑り辛くなり、一度転倒もしてしまいました。
それでも何とか30分ほどで滑走終了し祓川ヒュッテに無事到着。
初鳥海山滑走を十分に楽しめました。
今度は晴れた時に滑りたいので、また来年もチャレンジすることを心に誓いました。
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