高岩山(サルギ尾根)・大岳山・鋸山
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,182m
- 下り
- 1,205m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:JR奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
高岩山手前に急な岩場が何ヶ所かあります。それ程危険ではありませんが、注意が必要です。 |
写真
感想
バリエーションルートだったサルギ尾根のルートが、最近整備され正規の登山ルートになったと聞いたので、久し振りに登ってみた。
<養沢神社〜上高岩山展望台>
8時20分発の上養沢行きバスは、定員15名程度のかわいらしいバスであったが、少し空席がある程度で出発した。
大岳鍾乳洞入口BSでは3人下車したが、他の2人は大岳鍾乳洞方面に向かった。
養沢神社入口には、珍しい龍の像が狛犬の代わりに置かれている。
写真を撮ろうとしたがカメラを持ってくるのを忘れたことに気が付いたので、仕方なく携帯で撮影をした。
養沢神社社務所前で身支度・ストレッチをして9時にスタートする。
神社横の坂を上がったところに、真新しい道標が立てられていて、取り付き直後の急斜面には鉄パイプの手すりや木の階段が付けれている。
以前は、かすかな踏み跡を頼りに、竹林の中の滑りやすい道を竹にすがりつくように登ったが、整備されて非常に登りやすくなっている。
急斜面を過ぎて杉林の中の良く踏まれ整備された道を進む。
以前は、藪っぽい感じだったが、整備に合わせ周りの小潅木を刈り込んでくれて歩きやすくなっている。
600mを過ぎたところにある大名子の頭の頂上にも、道標がたてられている。
ここを過ぎると、自然林が見え始め岩場交じりの道も出てくる。
一旦傾斜が緩んだところに、「炭焼き窯跡」があり、周りが切り開かれ案内板やベンチも置いてある。
炭焼き窯跡から少し進んだあたりから、高岩山への急登が始まる。
険しい岩場の登りがしばらく続き、809mの小ピークに出ると、北側が切り開かれ御岳山や高水三山の惣岳山が見える。
ここにも道標が立っている。
さらに小さなアップダウンがある尾根上の道を上り、高岩山の頂上に到着する。
頂上には、新しい道標があり高岩山頂上を示している。
その傍らの潅木に、バリエーションルート時代の名残の半分欠けた古い山名板が括り付けれている。
かろうじて「下高岩山 920m」と読み取れる。
ここから、急降下し鞍部に下りた後、枝尾根伝いに進み前に立ちはだかる急斜面をよじ登ると、上高岩山展望台から南に伸びる尾根に出る。
ここに、分岐を示す道標が立ち、南方面には枯れ木が横たえられている。
以前は、この分岐を見逃す人が多かったと聞いている。
この分岐から、杉林の中の急斜面を10分ほど急登すると、上高岩山展望台の下に到着する。
展望台からは、今来た高岩山や御岳山・惣岳山・大岳山などがのぞめる。
<上高岩山展望台〜大岳山>
展望台で20分程休憩をした後、大岳山に向かったが、芥場峠手前で目の前を大きな黒い動物が「フォッ・フォッ」と泣き声をあげながら駆け抜けていった。
後ろ姿から熊の様だった。
結局、芥場峠までに出会ったのはこの動物だけだった。
芥場峠以降は、大勢の登山者に混じって進み、12時に大岳山頂上に到着した。
頂上付近は、休憩する登山者で埋め尽くされていたので、北の斜面の空き地で昼食休憩とする。
<大岳山〜奥多摩駅>
40分ほど休憩した後、鋸山方面に進む。
ここにも大勢の登山客がいて、何組か追い越しながら進むが、今日は気温が高いのに風がほとんどなく結構バテた。
調子が良ければ御前山に行こうと思ったが、暑さでバテ気味だったので、素直に奥多摩駅に直行することにした。
14時に鋸山に到着し、10分ほど休憩した後、愛宕山経由で奥多摩駅に15時20分頃到着した。
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