黒岳BC!キョワ楽しい☆オマケの旭岳ゲレ
- GPS
- 03:51
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 787m
- 下り
- 823m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂手前の急斜面の上がりは、雪溜まりを狙って方向変えると安定してジグザグに登って行けました。 怖いけど… |
その他周辺情報 | 道の駅とうまで車中泊 向かいにローソンあります。 |
写真
感想
BC初めて2年目。
シーズン終了としてもですが、このシーズンの練習と実地の集大成的になればと、北の大地へ遠征してきました。
メンバーは自分をBCの世界へとそそのかしてくれた大先輩方(^^;
遠征一本目は大雪山黒岳です。
大雪山は初めましてな場所。
まさか夏山でなくて、スキーが最初になるなんて、なんだか変な感じです。
でも、BCは登山。
樹林を抜けて山頂までノンビリと歩く。
ただ足元の履物が板ってだけの違いです。
夏山もクライミングも沢にも、それぞれ特有なコツみたいなのが有る様に、スキー履いて歩くのも、色々なコツがある事が最近やっと分かってきた感じ。
そのシーンに応じて道具を使いこなす為の身体のコツ。
例え出来たとしても、それをいつのシーンに活かすのか。
やはり、感覚を求めて経験して行くしかないのだと思う。
そんな意味では、技術も当然ながら全てのレベルが冒険に出たてな勇者も同然。
スライムとガチバトルしてるような(^^;
今回の黒岳は、自分的には崖と変わらない斜面。
自分の横を小さな雪玉が軽快にコロコロと遥か下まで落ちていく。
アレが次の自分の姿かしらん…と(´-`)
怖さを抑え込んで、冷静に丁寧に一歩づつ。
アイテムが雪を咥えいるか油断せずに確かめてから次の一歩へ。
山頂付近、登山の若者がスノーシューで後ろ向きに下っていた。
このやり方もシーンに応じた道具の技法。
スノーシューは踵にかけて雪を捉えて止まるから、この急斜面では前向きに歩いて降りるより安定しそうな利用法。
そんなこんなで、山頂に着いた思いは、単に事実でしかない感覚。
自分を盛り上げる、達成感みたいな陶酔は無しですが、塞がっていた向こう側の景色の広がりは、やっぱり美しい感動。
風の強さもあり、ノンビリと山頂とはいきませんでしたが、また他シーズンにいつでも来れる黒岳の良さに、目前の今からする事へ、スグに切替。集中。
滑り出しは直滑降などあり得ない。
雪と相談で斜めにターン箇所を探す感じです。
山友がよく言う「板を履いてる安心感」とやらを少し感じる。
最初のターン、滑落覚悟で飛び込めばきっと何とか滑りで回れるし、雪質から適当に止まるのだけど、リスクを計りキックターン。
遠征旅初日でダメージは嫌だしね。
双子みたいな岩のラインからは、雪に任せて滑降。
夢中に雪を感じて、自分なりの一生懸命な瞬間。
けして美しくは無い不器用な滑りですが、そんなん知ったことか!(^-^)
この喜びはの瞬間は、唯一無二な自分だけのものですからね。
ゲレンデの整えられた雪以外の雪たち。
山の雪はいつも違う。
毎日違う。場所で違う。時間で違う。
だから楽しくて、、凄い。
焦らずに、自分の力量の目安はいつも低く。
出来る事の半歩先の、なりたい自分の姿を追って行けたらいいな、と思いました。
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