ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1120257
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄

風が応援してくれた、ほぼ背振全山一泊縦走(JR原田→脊振→JR福吉)

2017年04月29日(土) 〜 2017年04月30日(日)
 - 拍手
ベス その他1人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
29:06
距離
69.5km
登り
4,875m
下り
4,885m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
16:47
休憩
1:17
合計
18:04
5:52
75
7:07
7:10
180
基山
10:10
10:25
184
13:29
13:40
15
蛤岳登山口
13:55
13:56
84
15:20
15:40
65
背振東屋
16:45
16:46
114
18:40
19:00
71
20:11
20:11
108
21:59
22:04
86
23:30
23:31
25
2日目
山行
9:48
休憩
1:07
合計
10:55
6:50
50
7:40
7:40
20
長野峠
8:00
8:23
93
長野峠までサングラス捜索
9:56
9:56
15
羽金山
10:11
10:12
44
10:56
11:19
127
昼食
13:26
13:27
69
14:36
14:48
77
16:05
16:05
30
16:35
16:42
63
17:45
まむしの湯
天候 29日 晴 最低19.1℃ 最高25℃(前原)
30日 晴 最低20.6度 最高27.3℃ 両日とも風速11〜13m
    明け方−雷山避難小屋付近は、猛烈な風
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
博多駅のホームの通路のコンビニは、5時開店。
※駅近くのコンビニは、開店がもっと遅い。
コース状況/
危険箇所等
長野峠の雷山登山口すぐ、木の伐採のため、登山道が途切れていた。

この時の相方のブログ
http://reoen.blog.fc2.com/blog-entry-350.html
その他周辺情報 まむし温泉 600円(JR福吉まで、バスの送迎がお願いできるー助かります(^^♪)
 ※以前はタオル1枚付でしたが、なし。(値段が下がったから?)
今日のポニーは、小屋の中。
2017年04月29日 06:07撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
2
4/29 6:07
今日のポニーは、小屋の中。
アスファルトも突き破る、ド根性竹の子がいっぱい!
2017年04月29日 06:14撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
2
4/29 6:14
アスファルトも突き破る、ド根性竹の子がいっぱい!
絶滅危惧種の翁草(おきなぐさ)
2017年04月29日 07:09撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
3
4/29 7:09
絶滅危惧種の翁草(おきなぐさ)
2週間前の草紅葉は枯れ、草原へ。
2017年04月29日 07:14撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
1
4/29 7:14
2週間前の草紅葉は枯れ、草原へ。
ミツバツツジが咲き始めました。
2017年04月29日 10:46撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
3
4/29 10:46
ミツバツツジが咲き始めました。
ムシカリ
2017年04月29日 14:28撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
3
4/29 14:28
ムシカリ
ムシカリ
2017年04月29日 15:17撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
1
4/29 15:17
ムシカリ
5月の連休は、花のトンネル。
2017年04月29日 16:26撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
1
4/29 16:26
5月の連休は、花のトンネル。
背振が遠くに。
2017年04月29日 17:05撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
3
4/29 17:05
背振が遠くに。
油山
2017年04月29日 17:06撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
4/29 17:06
油山
キンリョウソウの赤ちゃん
2017年04月29日 17:48撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
2
4/29 17:48
キンリョウソウの赤ちゃん
金山の夕日
2017年04月29日 18:39撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
2
4/29 18:39
金山の夕日
井原からの夜景
雷山避難小屋を出たところ、気持ちいい朝ですが、足が重い〜
2017年04月30日 06:52撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
2
4/30 6:52
雷山避難小屋を出たところ、気持ちいい朝ですが、足が重い〜
伐採で登山道がわからない〜
2017年04月30日 07:30撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
2
4/30 7:30
伐採で登山道がわからない〜
左の写真の林道をそのまま進み、しばらく行くと道標発見!
2017年04月30日 07:39撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
1
4/30 7:39
左の写真の林道をそのまま進み、しばらく行くと道標発見!
筑紫ショウジョウバカマ、お花の後。葉がきれい
2017年04月30日 10:02撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
1
4/30 10:02
筑紫ショウジョウバカマ、お花の後。葉がきれい
浮嶽がとおーい(-_-;)
2017年04月30日 13:53撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
4/30 13:53
浮嶽がとおーい(-_-;)
脊振縦走上は、すみれが至る所に。
2017年04月30日 15:22撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
4/30 15:22
脊振縦走上は、すみれが至る所に。
最後の登り(~_~;)
2017年04月30日 16:19撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
2
4/30 16:19
最後の登り(~_~;)
背振縦走ほぼ達成の、喜びの姿(^^;)
2017年04月30日 16:38撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
6
4/30 16:38
背振縦走ほぼ達成の、喜びの姿(^^;)
まむしの湯のおとなしいネコ
2017年04月30日 18:00撮影 by  COOLPIX S9900, NIKON
3
4/30 18:00
まむしの湯のおとなしいネコ
撮影機器:

装備

備考 〇持って行ってよかった
レトルトのおかゆは、重いけど、そのままでもすぐ食べられおいしかった。
(◎食欲がない時)
〇持っていけばよかった
 スティックのお茶

感想

〇背振縦走への経過

背振縦走は、3年前に相方が知り、そしていつかやってみたいと。
皆さんのレコを拝見すると、すごくきつそう。
そんな縦走、私は絶対無理!
でも、どんな道か付き合って下見を始めました。

今年は、相方が用事が多いので、一人行ったとき、お会いした「ふくおか山の会」のKさんに1泊縦走の教えを乞い、無謀な今回の挑戦に至りました。

hayashiyaさん、MINE74さん、JiggyUhhさん、ピナクル山の会さん等のレコを参考にさせて頂きました。お礼を申し上げます。

〇時期について

ベストは、汗をかかない、日の長い時期だそうです。
特に1泊縦走は、夜中まで歩くので、日が長いことが重要です。
鬼が鼻岩〜金山間は、岩場が続くので、明るい時間帯でないと危険です。

今回4月末で最高25℃、汗はかきましたが、1日中気持ちいい風が吹き、さらっとしていて快適でした。
夜間も、冷えずに、快適に歩けました。
※夜は冷こむと思っていたので、水が足りませんでした。

〇装備について

極力減らしましたが、食料が1キロほど余りました(^^;)

1日目
相方 長袖シャツ、タイツ、長ズボン、キャップ、手袋、サングラス
   水1.5L 食料(おにぎり5、助六、お稲荷さん、ランチパック3)お菓子
   ストック、ヘッドライト、予備電池、救急セット、カッパ上、手袋、手ぬぐい、傘(雷雨の可能性大で)、財布など  
   ザック計8キロほど?
 
私  長袖シャツ、半袖シャツ、タイツ、半ズボン、帽子、手袋、サングラス
   水1.5L 食料(おにぎり4、調理パン4、玄米餅4、玄米コッペパン5)、菓子、BCAA6袋
   ストック、ヘッドライト、予備電池、カッパ上、傘、手袋2、手ぬぐい
   伸縮テープ等、トレぺ、スマホ、充電器、予備靴ひも、財布など、
   ザック計6.5キロ

蛤岳過ぎ、蛤水道分岐の沢で、水を500ml(私)、1L(相方)汲む。
※きれいな水

背振の自販機で、各1.5L購入
(予備で持っていこうと思っていた東屋下の沢の水は、水量が少なく汲めず)

※金山下りる途中に、ビニール管がある水場あり。ここで水を汲めばよかった...

雷山避難小屋デポ

シュラフ、ガス、ヤカン、着替え、水4L、ペットボトル4本、豆乳2、
おかゆ2、カレー飯、リゾット、アンパン2、ソーセージ2、
豆菓子、芋けんぴ、BCAA6袋、スティックコーヒー2

2日目(1日目の備品除く)

相方 シュラフ2、ガス、ヤカン、水2.5L、着替え、芋けんぴ

私 水2L、着替え、
  食料(カレー飯、リゾット、アンパン2、玄米餅4、玄米コッペパン5、
  豆乳2、ソーセージ2)豆菓子、BCAA6袋、着替え

羽金山の手前の林道分岐の水場で 相方500ml給水(予備)
※水は余りました。

・余った食料

カレー飯、リゾット、玄米餅4、玄米コッペパン5、豆菓子、お菓子、
BCAA4袋

〇今回の縦走について

2週間前、基山→背振の下見で、その時は湿度が高く、たくさんの汗もかき、
また、荷物も1.5キロ軽かったので、風が吹く今回は、背振までは楽に行けました。

基山を下りた車道で、2泊3日で縦走している60代男性二人に追いつきました。
荷物は13キロ前後、縦走は初めてだそうです。
しばらくお話をしながらご一緒しましたが、だんだん離れてしまいました。
九千部山の休憩時にご挨拶しようと思っていましたが、かないませんでした。

蛤岳で、やはり背振縦走で休憩をしている20代の男性1名に追いつきました。
今日は同じ雷山避難小屋までということでしたが、きつそうだったのでちょっと心配です。

金山で、縦走している大学生3人に追いつかれました。
原田駅は、7:10分に出たそうです、はや!
私たちの時間をいうと、「早いですよ!」と励まされました(^^;)

金山の後は、こんなに長かったかなー、
三瀬山手前で暗くなり、ライトをつけました。

三瀬峠で、金山であった大学生が休憩をしていて、声をかけ先に行きました。
ここは、登山道が変更になっていますが、蛍光テープを貼ってくれて、道はしっかりわかりました。
感謝感謝です。

井原まで、こんなに長かったかなー、
足が上がらなく、とてもきつくなってきました。
ここで大学生に追い越されました。

いつも10時過ぎに寝ている(子供か!)ので、10時前から頭もぼーとして、フラフラになってきました。
30m上って休み、の繰り返し。
喉が渇いているのですが、水が少ないので、一口飲んでじっとガマンです。
相方は、ゆっくりいけばいいからと励ましてくれますが、果たして、
雷山まで、行けるのだろうか?

なんとか井原まできました。
夜景がきれいと聞いていましたが、きつく頭がぼーとしているので、感動もありません。

次は最後の雷山。
昼間でも、長い道だったなあと、頭を垂れ、足元だけみて進みました。
上りは、休み休みです。息が上がります。
「ごめん、また、休ませて」と下を向いて、ハアハアしていると、
相方「そこに見えているのは、山頂の岩じゃない?」
前を見つめると、確かにあの雷山の岩だ。
「ヤッター!」と、駆け上りました。

あとは、避難小屋に下るだけです。
もううれしくて嬉しくて、目も覚めました。

避難小屋の戸をそーっと開けると、大学生3名が、焼きそばのお湯を沸かしていました。
他には、誰もいませんでした。
おかゆを温めて食べる予定でしたが、水を飲んで、速攻でに寝ました。

朝4時半に目が覚めると、外は嵐のような音。
なしか、今日は晴れだったはず。
スマホで調べても、晴れ。
でも、ここは嵐じゃ。
標高が高いから、違うのかも、と1時間遅らせよう、でも、カッパの下は持ってきてないからどうしよう、
など考えていると、大学生たちは起きてきて、出発の準備。
相方が起きてきて小窓から外を見て、「風は強いけど、雨は降ってないよ」
あわてて準備を始める。
出発をする頃は、強風ですが、風も前よりずっと弱まりました。

※大学生は、九大のワンダーフォーゲル部の方でした。
 (後で取りに来るシュラフ等に、紙が貼ってました)

予定より50分遅れの出発。
足は、しっかり疲れています。思うように進みません。

雷山の長野峠近くで、2週間前はやってなかったのに、伐採で登山道が途切れてました。
印がないので、要注意です。

相方は、昨日からの靴擦れが悪化し、足が痛くなりました。
本日2回目の手当をしたあとは、少し良くなったそうです。
靴擦れは早めの手当てが肝心なので、昨日のうちにしておけばよかったです。

羽金から女岳までは、ピークがいつくもあり、疲れた足にはとても長く感じました。

女岳からは、通いなれた登山道ですので、気持ちが楽でした。
最後の十坊山に着いたときは、もう登らなくていいんだと、本当にうれしかったです。

その日は、もう2度と背振縦走はしたくないと言っていた相方は、今度は無泊で、とか言っています。
私には、無理です(-_-;)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1507人

コメント

おめでとうございます!
初全山を2日で踏破。すごいですね。
入念な準備と日ごろの鍛錬の賜物ですね。
なんだか新しい宿題をいただいたような気がしてます。チャレンジする目標をもらうというのは楽しいことです。この先1年あれやこれや考えながら、今度は逆ルートというのもまた嬉しいですし、馬にも会いたいですし(^◇^)、今度は私が参考にさせていただきます!!
2017/5/3 15:21
Re: おめでとうございます!
早々のメッセージを頂き、また、装備の内容など、いろいろ教えていただき、本当にありがとうございました。
私は体力がないので、しっかり練習しないと無理なのです(^^;)
MINE74さんのように、無茶はできません

原田駅からの1泊縦走は、雷山避難小屋に水等をデポできるから、気持ち的にも楽だと思いました。まむし温泉で も飲めます!
私は超きつかったですが、MINE74さんですと、夜景も十分楽しめることでしょう。ただ、夜道は、一人ではちょっと怖いかもしれまん
2017/5/3 18:02
感服いたします。
ほぼ同じコースで、私も二日で脊振全山縦走にチャレンジしてきました。
結果は雷山で敗退。
すばらしい体力に感服いたします。
2017/5/5 18:16
Re: 感服いたします。
2度目のコメント、ありがとうございます(^^♪
雷山で止められたなら、十坊から行かれました?
私も一人だったら、途中で撤退していたと思います。
励ましてもらえたから、何とか行けました(^^;)

ふくおか山の会のKさんの教えによると、
背振無泊縦走は3人以上、荷物は3キロ以内(理想)だそうです。
(私は、寝ないと絶対無理)

jomonさんは、17サミッツに何度も行かれてすごいです。
今度、挑戦してみたいです。
2017/5/9 5:33
Re[2]: 感服いたします。
おはようございます。
基山からでしたが、2日間しかスケジュールをとっておらず、ヤマップで雷山から十坊山までのルートは不明瞭とあったので、翌日の予定のために敗退しました。
道に迷ったり間違ったり、時間がない時は下見は大切ですね、脊振山系は初めてでしたが、すばらしい自然と豊富な水場に、また行きたい山になりました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1134558.html
2017/5/9 6:06
お疲れ様です!
拝見させてもらいました(^ ^)
一泊二日すごすぎ‼
もうトレランの人達並みですね‼
我々はやっとこ事で達成しました。
2017/5/19 16:57
Re: お疲れ様です!
今の時期は、シュラフ等デポし軽量化したので、1泊のほうがずっと楽だったと思います
井原の登りから、雷山までは私はヘロヘロでした...
下見で出会ったトレランの方は、天拝(基山の前)〜十坊まで13時間 、
しかも往復するという
超人って、いるんですね
2017/5/20 5:40
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら