英彦山(別所駐車場から中岳〜南岳〜北岳と周回)
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- GPS
- 04:40
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 758m
- 下り
- 751m
コースタイム
天候 | 曇り(行程の大半がガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道路を挟んだ所にも駐車場あり、トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
望雲台へは鎖場を登って、一旦岩場をトラバースして鎖場を登って辿り着く。 辿り着いた場所は手すりがなければ立っていられないほどのナイフリッジで、くれぐれも注意。 その他は危険箇所等はありません。 水場… 産霊神社脇の井戸水…濁ってもいませんでしたし、変な味もしませんでした。水場の標識もあり柄杓も置いてあるので、水場として機能しているのでしょう。 高住神社…社務所脇に御神水、参道の石階段の下に今川水源の各水場あり。 トイレ… 別所駐車場、奉幣殿、高住神社、青年の家野営場にあり。 |
写真
感想
前日の雲仙岳登山後、21時過ぎ諫早ICに入り、別所駐車場に23時半頃到着。
この時点では月も出ていたが4時過ぎに目を覚ますと予報通りの雨、それも結構な降り方なので半ば諦めでフテ寝。
ところがセットしておいた目覚ましで5時過ぎに目覚めると小雨になっていた。
もう暫く待てば止みそうだと朝飯、トイレを済ませ、雨が完全に上がったのを見計らって歩き出しました。
本来の計画では玉屋神社から鬼杉を巡っての縦走、しかしこの雨では途中の岩場、鎖場で時間が掛かり、当初の出発予定時間の遅れも相まって下山時刻が遅くなり、この後の脊振山が登れなくなりそう。
仕方ないので、奉幣殿から表参道を登っての最短ルートを取ることにしました。
奉幣殿までは長い石段が続きますが、両脇には由緒ある古刹が随所にあって飽きさせない。
ここいら辺りは、いつか観光でジックリと見て回りたいものです。
雨は上がったがガスはかかったままで、国の重文でもある奉幣殿も全体像がつかめず残念だった。
奉幣殿から中岳までは、上宮へのいかにも古来からの参道といった趣きで石階段の道も多く、途中小さな鎖場も数箇所あります。
辺りを覆うガスも荘厳な雰囲気を演出しているとプラスに考え、黙々と歩いて行きます。
ただ頭上では風が唸っているところをみると山頂は寒そうだ。
実際辿り着いた中岳山頂は風が舞って寒く、さっさと南岳へと移動。
小さく登り返して南岳へ。こんな天気ですから、ここも証拠写真を撮ってすぐに後にします。
中岳へ戻って今度は北岳へ。中岳直下のやや長い岩場を滑らないように慎重に下り、ブナ林を抜ければ北岳山頂です。
北岳からはガレ場を下って行くと辺りには大岩が目につくようになり、ガスが抜け始め薄っすらと明るくなってきた頃、望雲台への分岐に着きました。
最初の鎖場を登ると正面は谷底に向かって切れ落ちていて、右からトラバースして望雲台に向かいます。
この景観は西上州の山並みを連想させるものでした。
そして2つ目の鎖場を登った先の望雲台は、想像以上に凄い場所でした。
戸隠山の蟻の戸渡りといった感じで、手すりがないととてもじっと立ってはいられなさそうです。
英彦山に登ったら、ここは外せないでしょう。
望雲台への分岐に戻って更に下ると、筆立岩や逆鉾岩といった奇岩群がそそり立ち、こちらも見所十分です。
高住神社からは九州自然歩道にもなっている平坦な道を歩き、別所駐車場に戻って来ました。
この頃には天候もかなり回復し、今回の九州遠征最終目的地の脊振山へと車を走らせました。
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