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Yamareco

記録ID: 1059314
全員に公開
雪山ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

快晴 眺望抜群! 冬の四阿山-根子岳周回(大岩はきつかった)

2017年02月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
y-urano その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:38
距離
10.9km
登り
967m
下り
964m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:37
休憩
2:00
合計
7:37
8:05
8:05
96
9:41
9:41
49
10:30
10:30
33
11:03
11:20
6
2180M付近休憩
11:26
11:28
9
11:37
11:37
16
11:53
12:08
5
12:13
13:07
1
分岐付近昼食
13:08
13:08
28
13:36
13:36
34
14:10
14:30
8
大岩付近
14:38
14:50
34
15:24
15:24
12
15:36
15:36
2
15:38
ゴール地点
天候 快晴 稜線分付近は強風
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
菅平牧場 管理事務所横の駐車場 7時半で半分程
コース状況/
危険箇所等
四阿山-根子岳 四阿山直下は1M以上のふかふかな深雪と急斜面で滑り落ちるかたちで下りました。鞍部(オオスキマ)まで雪が深くワカン、スノーシューが必要です。
ところが根子岳手前の大岩の迂回箇所は吹きだまりになっていてスノーシューだと上れません、岩もあってアイゼン、ピッケルでないと這い上がれないのでは
当方は3名だったのでチェーンスパイクに履き替え、空身でなんとかよじ登って残り2名と荷物を引き上げました。
その他周辺情報 ふれあい真田館 500円 地元の立ち寄り湯混んでいました。
菅平牧場上の管理棟横の駐車場から北アルプスの眺望、目が覚めました。
2017年02月04日 07:59撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 7:59
菅平牧場上の管理棟横の駐車場から北アルプスの眺望、目が覚めました。
駐車場は風が強く寒い、支度に手間取り、8時に出発です。
2017年02月04日 07:59撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 7:59
駐車場は風が強く寒い、支度に手間取り、8時に出発です。
風が強いので周回方向を四阿山から根子岳への反時計回りに変更し、四阿山方面へ右折していきます。
2017年02月04日 08:01撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 8:01
風が強いので周回方向を四阿山から根子岳への反時計回りに変更し、四阿山方面へ右折していきます。
雪煙の牧場を横切ってから、
2017年02月04日 08:03撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 8:03
雪煙の牧場を横切ってから、
牧場横を登っていきます。
2017年02月04日 08:15撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 8:15
牧場横を登っていきます。
先行者のトレースに沿って沢沿いを登っていきます。
2017年02月04日 08:20撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 8:20
先行者のトレースに沿って沢沿いを登っていきます。
沢を横切って南の尾根へとりついて
2017年02月04日 08:24撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 8:24
沢を横切って南の尾根へとりついて
ふかふかの深雪、傾斜は緩やかです。
2017年02月04日 08:59撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 8:59
ふかふかの深雪、傾斜は緩やかです。
青空の下、白樺林を登っていきます。
2017年02月04日 09:15撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 9:15
青空の下、白樺林を登っていきます。
1時間半ほど歩いて開けた場所に出ました、小休止です。
2017年02月04日 09:27撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 9:27
1時間半ほど歩いて開けた場所に出ました、小休止です。
チェーンスパイクでトレースを追いかけます。
2017年02月04日 09:27撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 9:27
チェーンスパイクでトレースを追いかけます。
尾根に出ました、いきなり浅間山が飛び込んで来ました。
2017年02月04日 09:34撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 9:34
尾根に出ました、いきなり浅間山が飛び込んで来ました。
眼下の先は菅平のスキー場、その先は北アルプス
2017年02月04日 09:35撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 9:35
眼下の先は菅平のスキー場、その先は北アルプス
小四阿付近は大きな雪庇が出来ていて、付近の1.5m程の穴に落ちてしまいました。
2017年02月04日 09:39撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 9:39
小四阿付近は大きな雪庇が出来ていて、付近の1.5m程の穴に落ちてしまいました。
小四阿に到着
2017年02月04日 09:42撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 9:42
小四阿に到着
左手方向に根子岳、鞍部が標高2000m程かな。
2017年02月04日 09:44撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 9:44
左手方向に根子岳、鞍部が標高2000m程かな。
いったん下って又登っていきます。
2017年02月04日 09:44撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 9:44
いったん下って又登っていきます。
中四阿に向かって進みます、ここでN君は横風のためこけました。
2017年02月04日 10:24撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 10:24
中四阿に向かって進みます、ここでN君は横風のためこけました。
中四阿直下の風紋、風が強い。
2017年02月04日 10:36撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 10:36
中四阿直下の風紋、風が強い。
四阿山方面を見上げる。
2017年02月04日 10:36撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 10:36
四阿山方面を見上げる。
中四阿直下からの登りは雪が深くて進みません。
限界ですね。
2017年02月04日 10:59撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 10:59
中四阿直下からの登りは雪が深くて進みません。
限界ですね。
この付近でW君が雪に埋まって動けなくなり、休憩がてらスノーシューに履き替えです。
2017年02月04日 11:17撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 11:17
この付近でW君が雪に埋まって動けなくなり、休憩がてらスノーシューに履き替えです。
もっと早く履き替えれば良かった、快調に登っていきます。
2017年02月04日 11:29撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 11:29
もっと早く履き替えれば良かった、快調に登っていきます。
四阿山の山頂がようやく見えました。
出発から3時間半、結構かかりました。
2017年02月04日 11:29撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 11:29
四阿山の山頂がようやく見えました。
出発から3時間半、結構かかりました。
根子岳への分岐を過ぎてなだらかな広い稜線を進みます。
このあたりから急に登山者が増えてきました。
2017年02月04日 11:37撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 11:37
根子岳への分岐を過ぎてなだらかな広い稜線を進みます。
このあたりから急に登山者が増えてきました。
山頂まであと少し!
2017年02月04日 11:48撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 11:48
山頂まであと少し!
いい感じ・・・
2017年02月04日 11:48撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 11:48
いい感じ・・・
振り返るとたくさんの人が登ってきます。
2017年02月04日 11:54撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 11:54
振り返るとたくさんの人が登ってきます。
山頂付近は細長い稜線です、一番高いところは標識の先の雪庇の様な所、そこまで行ってみました。
2017年02月04日 11:54撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 11:54
山頂付近は細長い稜線です、一番高いところは標識の先の雪庇の様な所、そこまで行ってみました。
一番高い先端から伸びる稜線
2017年02月04日 11:56撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 11:56
一番高い先端から伸びる稜線
先端から山頂
2017年02月04日 11:56撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 11:56
先端から山頂
戻って山頂標識
2017年02月04日 11:59撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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戻って山頂標識
山頂からの眺望 左回り
八ヶ岳連峰が遠い遠くに富士山
2017年02月04日 11:54撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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山頂からの眺望 左回り
八ヶ岳連峰が遠い遠くに富士山
ズーム
2017年02月04日 12:06撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ズーム
さらに浅間山
2017年02月04日 11:54撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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さらに浅間山
群馬の山々
2017年02月04日 11:58撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 11:58
群馬の山々
志賀高原
2017年02月04日 11:57撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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志賀高原
上越方面かな海が見えます
2017年02月04日 11:57撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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上越方面かな海が見えます
頸城山系
2017年02月04日 11:57撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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頸城山系
白馬三山から不帰ノ嶮、唐松岳
2017年02月04日 11:58撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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白馬三山から不帰ノ嶮、唐松岳
五竜、鹿島槍の左奥に剱岳、爺ヶ岳の左奥に立山、蓮華岳、北葛
2017年02月04日 11:58撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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五竜、鹿島槍の左奥に剱岳、爺ヶ岳の左奥に立山、蓮華岳、北葛
奥に水晶、鷲羽、それから槍、穂高
2017年02月04日 11:57撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 11:57
奥に水晶、鷲羽、それから槍、穂高
下の白い山はこれから行く根子岳、鞍部がオオスキマ
2017年02月04日 11:58撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 11:58
下の白い山はこれから行く根子岳、鞍部がオオスキマ
W君も
2017年02月04日 12:00撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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W君も
N君も上がってきました。
この後下って山頂直下の平らな場所で昼食
2017年02月04日 12:01撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 12:01
N君も上がってきました。
この後下って山頂直下の平らな場所で昼食
鞍部へ下って行きます。
深く急な坂を転げ落ちて下りました。
2017年02月04日 13:12撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 13:12
鞍部へ下って行きます。
深く急な坂を転げ落ちて下りました。
下ります
2017年02月04日 13:14撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 13:14
下ります
ふかふかな軽い雪ですがとにかく深い
2017年02月04日 13:26撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 13:26
ふかふかな軽い雪ですがとにかく深い
スノーシューでもかなり沈みました。
2017年02月04日 13:26撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 13:26
スノーシューでもかなり沈みました。
雪が背中に入って大変でした。
2017年02月04日 13:26撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 13:26
雪が背中に入って大変でした。
鞍部です
2017年02月04日 13:33撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 13:33
鞍部です
広くて気持ちがいい
2017年02月04日 13:33撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 13:33
広くて気持ちがいい
ほっと一息
2017年02月04日 13:34撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ほっと一息
さあ、今度は200m程登ります。
2017年02月04日 13:33撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
2/4 13:33
さあ、今度は200m程登ります。
手前は登ってきた尾根かな。
2017年02月04日 13:57撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 13:57
手前は登ってきた尾根かな。
右側は志賀高原方面
2017年02月04日 13:57撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 13:57
右側は志賀高原方面
途中まで来ました
2017年02月04日 13:57撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 13:57
途中まで来ました
最後は急斜面のトラバース、ちょっと気を遣いました。
2017年02月04日 14:06撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
2/4 14:06
最後は急斜面のトラバース、ちょっと気を遣いました。
大岩を北側から回り込んで登ります。吹きだまりで蟻地獄のようにもがいたり、岩場への這い上がりがつかむところがなく大いに苦戦しました。山頂まで数十Mなのに・・・。
2017年02月04日 14:17撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 14:17
大岩を北側から回り込んで登ります。吹きだまりで蟻地獄のようにもがいたり、岩場への這い上がりがつかむところがなく大いに苦戦しました。山頂まで数十Mなのに・・・。
へろへろになって根子岳に到着。
スキー場から上がってきた人たちで大賑わいでした。
場違いなところに来てしまった観がありました。
2017年02月04日 14:38撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 14:38
へろへろになって根子岳に到着。
スキー場から上がってきた人たちで大賑わいでした。
場違いなところに来てしまった観がありました。
根子岳から四阿山
2017年02月04日 14:41撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 14:41
根子岳から四阿山
米子不動滝へ続く稜線
2017年02月04日 14:40撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/4 14:40
米子不動滝へ続く稜線
同じく
2017年02月04日 14:40撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 14:40
同じく
真下が牧場です、ここに向けて下って行きましょう。
2017年02月04日 14:52撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/4 14:52
真下が牧場です、ここに向けて下って行きましょう。
県南部の人間にはこの風景は新鮮です。
2017年02月04日 14:52撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
2/4 14:52
県南部の人間にはこの風景は新鮮です。
真っ青な空、穏やかな雪原を下って行きます。
2017年02月04日 15:10撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
2/4 15:10
真っ青な空、穏やかな雪原を下って行きます。
牧場上にでました。
2017年02月04日 15:26撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/4 15:26
牧場上にでました。
のんびり下りますが、結構足にきました。
2017年02月04日 15:27撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/4 15:27
のんびり下りますが、結構足にきました。
駐車場も見えました、最後大岩でひやひやしましたが、天気眺望ともに最高で充実した雪山山行になりました。
2017年02月04日 15:27撮影 by  PENTAX K-1, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 15:27
駐車場も見えました、最後大岩でひやひやしましたが、天気眺望ともに最高で充実した雪山山行になりました。

装備

備考 雪の岩場の乗り越えにスリング数本、カラビナ、12本歯アイゼン・ピッケルがあれば良かった

感想

地元長野県でまだ上っていない百名山が2つある、その一つの四阿山に行ってきた。ここに行くなら冬、できたら根子岳も併せて行ってきたかったので菅平牧場からの周回コースにしました。
お手軽かなと思っていましたが、雪が深い上に以外と距離もあって、最後のスリル満点の悪戦苦闘もあって結構疲れましたが、終わってみれば充実した山行になりました。

朝5時半に伊那を出て和田峠経由で2時間余到着した管理棟横の駐車場に出た瞬間、身を切る強風にさらされ、くじけそうになる。
でも菅平の向こうに広がる北アルプスの風景は素晴らしくテンションアップ、
これで悩んでいたコースは、強風・吹きさらしの根子岳から回るより、森林を上っていく四阿山からの周回に決めた。

牧場から上っていく登山道ではバラクラバが必要なくらいに風が強く寒い、それでも谷に入り尾根伝いに上っていく間は、風も遮られほっとした。
この辺はなだらかな緩斜面を上っていくので、なかなか標高が稼げない。
チェーンスパイクでトレースを追いかけるも、深く沈んでいつスノーシューに切り替えるか迷うところだった。

白樺の緩斜面を過ぎて尾根に出てからは風だけがきつい。
小四阿付近の雪庇では、雪穴に落ちてしまってもまだスノーシューははかないで進んだ。中四阿を下ってからの登りで、ワカンの先行者に追いつくも、W君が深い雪にはまって動けず、急に遅遅として進まなくなった。
休憩後、ようやくスノーシューに履き替えると嘘のように快適に進むことができた。スノーシューの威力を痛感した。

分岐からはたくさんの登山者を見かけるようになり、急に賑やかになった。
山頂までの数百mは眺望もよく広い稜線を進んで、最後のひと登りをすると細長い山頂に出た。そこで2人を待ちながら360度の眺望を楽しんだ。

登頂後は近くの風のこない平らな場所でのんびりお湯を沸かしながら快晴の中、真冬の昼食を楽しんだ。それでも立春をすぎた日差しは強く快適だった。

昼食後は根子岳に向かってオオスキマに向かって下って行った。
トレースが1つあったがアイゼンをつけて上ってきたようで、深い雪にさぞ悪戦苦闘を強いられたのだろうと同情してしまった。
とにかく急でふかふかの新雪では踏ん張りもきかず、雪崩を転げ落ちるように下った。

鞍部はオオスキマと言われるらしく眺望も最高だった。
真っ白な雪原に両側に大きな山塊がどっしり鎮座して、無風でここだけが楽園のような感じがした。
そこから今度は根子岳に向けての登りが始まるが、スノーシューで何度も蹴り込んでか上っていくので、なかなか上れない。
山頂付近になるほど急斜面になってきて、北側を回り込んでいくところは滑落のリスクも感じて慎重になった。

登り終わって頂部の大岩を回り込んでアップダウンしながら進む場所では、深い吹きだまりにスノーシューが埋まって登れない。
なんとか登って下って岩場を乗り越えていかなくてはならない場所では、岩に捕まる場所が無く、下は切れ落ちていて何度も試みるがだめ、ここまで来て引き返すという悪夢もよぎったが、3人いるのでなんとかしようと思った。
まず自分が結局ザックを置いて身軽になってチェーンスパイクに履き替えて這い上がってから、みんなの荷物を引き上げ、狭い足場だったが、ストックや腕を掴んで順次引き上げた。

はらはらしながら引き上げる方もあげられる方もすっかり体力を使い果たしてしまった。そこから20mほど先の根子岳山頂に着いたときにはほっとして脱力してしまった。しかし山頂はスキー場からお手軽に上ってこられるらしく、団体や親子連れの人たちが押しかけてきて大賑わいだった。

場違いな雰囲気を感じて直ぐに下ることにした。
帰りはふかふかの雪に何度もスノーシューをとられそうになったが、風もやんで午後の穏やかで柔らかい日差しに包まれて疲れを感じながら下ってきた。

日本海から頸城山系、ずらりと長い北アルプス、浅間山に富士山、以外と小さく見えた八ヶ岳連峰、いつもとはちがう眺望に大満足の山行になった。

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