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飛龍山(ひりゅうさん) / 飛竜山、大洞山

最終更新:Azu-king
基本情報
標高 2069.1m
場所 北緯35度50分23秒, 東経138度53分31秒
カシミール3D
一般的には大洞山より飛龍山と呼ばれるほうが多い。

雲取山の西側の主稜線にある山で雲取山より標高が高い割には人気がなく山頂を訪れる人も少ない。雲取山は100名山だが飛龍山はやっと山梨100名山に入っているだけ。
雲取山から主稜線沿いに将監峠へ行くときは飛龍山を通らず飛龍権現を通る巻き道で行くのが一般的である。
 
山頂へは飛龍権現より苔むした林を登り、尾根伝いに生えている石楠花(6月満開)のトンネルを抜けて行く。(北側から踏み跡が薄い尾根沿いに登ってくることもできる)

雲取側からみると山頂は険しそうで展望が良さそうだが、山頂は木に囲まれて展望は無し。 その代わり飛龍権現の少し先にある禿岩は非常に展望がよい崖上で展望ポイントとして非常に有名である。

(地図中心569号(2020.02)より転載)(junjapa追記)
・このピークの北東麓にある丹波山村では400年前くらいまで隣の小菅村や大月市の一部と共に「丹波山衆」と呼ばれ、武田家のの金山を守る金山衆(かなやましゅう)の里だった。その金山衆は北極星と北斗七星を神格化する”妙見信仰”をもっていてその周囲にある星々が降り落ちて金山になると信じていたらしい。妙見信仰は中国から伝わったもの。真言宗の寺には「妙見曼荼羅」と呼ばれるものがあるが、飛ぶ龍の上に菩薩が鎮座する姿で描かれている。これは菩薩=北極星、飛龍=北斗七星を指す。中国では天帝と乗り物だったり、天帝と七人の従者のように見たてたりしている。丹波山村には二つのピーク、大菩薩と飛龍山があるのは、その過去の歴史に関係がありそうだ。
山頂

山の解説 - [出典:Wikipedia]

飛竜山(ひりゅうさん)は、埼玉県秩父市と山梨県北都留郡丹波山村との県境にある標高2,077mの山である。奥秩父の山域の主脈の一つ。
飛竜権現が祀られているから飛竜山と呼ぶのだという。また、大洞川(荒川の支流)の源頭の山なので、埼玉県(秩父)側では大洞山(おおぼらやま)とも呼ばれている。
山梨百名山の一つ。

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