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ルートID: r432 ☃ 雪山 1泊2日 甲斐駒・北岳 2017年3月

甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)

公開日:2017年03月01日
濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
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9月
10月
11月
12月
長大な黒戸尾根をたどり山頂を目指します。
悪場の処理や長大な尾根に対応する体力など、冬山の総合力が問われるルートです。
ルート長15.9km
登り標高差2193m
下り標高差2193m
行程概要: 笹の平分岐 → 刃渡り → 刀利天狗(2049m) → 五合目小屋跡 → 屏風小屋跡(2130m) → 七丈小屋(2370m) → 八合目御来迎場 → 甲斐駒ヶ岳(2967m) → 八合目御来迎場 → 七丈小屋(2370m) → 屏風小屋跡(2130m) → 五合目小屋跡 → 刀利天狗(2049m) → 刃渡り → 笹の平分岐
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【南アルプス北部】甲斐駒ヶ岳の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 充実した山行
  • 山頂からの展望
  • 比較的天候に恵まれることが多い
  • 日本百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:7時間10
竹宇駒ヶ岳神社〜笹ノ平分岐〜刀渡り〜五合目小屋跡〜七丈小屋
2日目
歩行時間:9時間50
七丈小屋〜八合目〜甲斐駒ヶ岳〜七丈小屋〜竹宇駒ヶ岳神社
コース概要 竹宇駒ヶ岳神社の手前にある尾白川渓谷駐車場から歩き出す。
神社を過ぎて尾白川に掛かる吊橋を渡れば、ほどなく黒戸尾根登山道の入口となる。
尾根は序盤から傾斜がきつく、笹ノ平分岐を通過するまではこの登りに終始する。
笹ノ平分岐を通過すると八丁坂となり、ここも刀渡りまではきつ登りが続く。
刀渡りは雪があると容易だが、そうでないとアイスバーンになることもあるので用心して通過しよう。
なお、ここで不安を覚えるようなら先へは進まない方がよい。
さらに痩せ尾根をたどり、梯子場を急登すれば刀利天狗に到着だ。
ここから五合目小屋跡まで黒戸山の巻き道となり、唯一急登から開放されるところだ。
五合目小屋跡は広い鞍部で、休憩に適したところだ。
ここから七合目までは梯子と鎖の連続なので、滑落や転落に注意しながら進んでいく。
傾斜の強い梯子から大岩に掛けられた垂直の梯子を登ると、圧倒的な高度感をもって痩せた尾根を登っていく。
鎖のある1枚岩を右上しながら登ると、七丈小屋まではすぐの距離だ。
翌日は早朝から行動する。
八合目までは特に問題のない雪稜だが、ここから上部は危険個所となるので慎重な行動を心掛けたい。
鎖の岩場は雪に埋まっていると楽だが、そうでないと足場が高く苦労するところだ。
これをうまく越えるとナイフリッジとなり小ピークに立つ。
ここから少し下ると本日の核心部となる。
大岩を右から巻いてルンゼ状を登るが、非常に急な雪壁で高度感もある。
スリップは絶対に許されないところだ。
剣が2本立つ岩の脇に出ると、あとは山頂まで容易な斜面が続く。
ただし、ここも事故が多い箇所なので気を緩めずに登ろう。
最後に尾根の右手から左手に移れば甲斐駒ヶ岳の山頂に到着だ。
下山は往路を戻るが、悪場は積極的にロープを使用したい。
懸垂下降またはロワーダウンであれば安全かつ素早く下降が可能だ。
しっかりと技術を養って、登攀具を持参して登ることが成功と安全の鍵となる。
計画書提出先 山梨県警警察本部または北杜警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり
宿泊 七丈小屋 0551-42-1351
※冬期は素泊まりのみとなる。
※4/1以降は予約制で夕食可。
交通 JR中央線長坂駅よりタクシー(3,500円前後)を利用。
※事前に予約が必要。
※北杜タクシー(0551-32-2055)
駐車場 竹宇駒ヶ岳神社の手前に尾白川渓谷無料駐車場あり。
アドバイス 雪山慣れした上級者におすすめできる。
悪場の処理や長大な尾根に対応する体力など総合力が問われるルートだ。
五合目から上部は雪の状況により難易度が大きく変わる。
八合目から上部は危険個所も多いので特に注意して行動すること。
上部の悪場は懸垂下降した方が安全で早い。
サブコース 特になし。
エスケープルート 少しでも不安に思えば往路を下山すること。
入浴 《尾白の湯》
登山口からも近く便利な天然温泉の日帰り入浴施設。
http://www.verga.jp/?page_id=39
おすすめ周辺情報 《おっぽに亭こっこ》
たまごかけごはんと地元の食材を使ったカレーの専門店。
http://www.hakusyu.jp/opponi/index.html
《お食事処舞鶴》
地元の人に愛される昔ながらの食堂。安くてボリュームもあり美味しい。
https://goo.gl/maps/FyqpX6jKLpm
1
尾白川渓谷駐車場に車を停めて竹宇駒ヶ岳神社からスタート。
2
尾白川に掛かる吊橋を渡って対岸へ。
3
渡ったすぐ先が黒戸尾根登山口となる。
ここから長く厳しい登りが始まる。
4
刀渡り周辺までは雪がないこともある。
その場合はアイスバーンとなることが多く少々厄介だ。
5
笹ノ平分岐の手前に短いが痩せた尾根を歩く箇所がある。
滑落に注意。
6
笹ノ平分岐に到着。
横手方面はトレースがないことが多い。
7
前屏風ノ頭まで続く八丁坂は急登の連続だ。
きつく辛い登りが続く。
8
刀渡りを通過する。
雪が多い場合は問題ないが少ないと氷化していて難しいこともある。
9
痩せ尾根をたどると刀利天狗への登りとなる。
木製の梯子が続くがアイゼンを装着していると気を遣うところだ。
10
抜け口は急だ。
滑落に要注意。
11
刀利天狗に到着。
12
刀利天狗から五合目小屋跡までは黒戸山を巻いていく。
ここだけは急登から開放されるところだ。
13
五合目小屋跡に到着。
広い鞍部になっている。
14
正面には甲斐駒ヶ岳方面。
見えているのは八合目あたりで山頂はさらに奥となる。
左下方には篠沢の七丈瀑が圧倒的な大きさで結氷している。
15
五合目から先は梯子と鎖が連続する。
16
全体的に傾斜も急なので滑落には十分な注意が必要だ。
17
鞍部の梯子を渡る。
ここからが今日の核心部。
18
岩場に掛かる垂直の梯子を登る。
荷物が重い時などはバランスを崩さないように。
19
次は鎖が掛かる1枚岩。
雪の状態によってはかなり不安定な登りとなる。
20
登りきるとわずかな距離で七丈小屋に到着する。
今日はここで1泊だ。
21
小屋は通年営業で管理人さんが常駐。
冬期は素泊まりのみで飲み物は購入可。
小屋はストーブが夜通し焚かれていてとても暖かい。
4/1以降は予約制で夕食可。
22
布団も清潔でありがたい。
早めに就寝。
23
七丈小屋から見る甲府市街地の夜景。
右手には富士山。
24
翌朝。
今日は行程が長いので早朝からの行動となる。
できるだけ荷物を軽量化して八合目辺りで明るくなるように計算をした時間に小屋を出たい。
【メモ】
軽量化と空身は違う。
自分の身を守る物を何ひとつ持たずに出るのは自殺行為だ。
25
小屋から八合目までは技術的に問題ない。
ただし降雪直後は厳しいラッセルを強いられることもある。
26
八合目御来迎場に到着。
27
ハイステップの鎖場。
雪が多ければ容易だが少ないと苦労するところだ。
28
さらに鎖場が続く。
滑落には十分注意したいところだ。
29
稜上に復帰すると小ピークに立つ。
ここからいったん下りとなる。
なお左手に張り出す雪庇には注意したい。
30
大岩を右から巻いて核心部のルンゼ状を登る。
急雪壁でスリップは絶対に許されない。
31
剣が2本立つ大岩の上まで登れば核心は終了。
32
山頂までは容易な斜面が続くが気を抜かずに登ろう。
33
間もなく山頂。
山頂の祠が呼応の距離だ。
34
待望の甲斐駒ヶ岳の山頂に到着。
35
富士山と鳳凰三山。
オベリスクもはっきり見ることができる。
36
白根三山と塩見岳方面。
北岳がひときわ高い。
37
下山は往路を戻るのみ。
ただし各危険個所は注意して下ること。
ロープを持参していれば懸垂下降またはロワーダウンで降りた方が数速い&安全だ。
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【入浴】
「尾白の湯」は登山口から近い天然温泉の入浴施設だ。
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【おすすめ周辺情報】
「おっぽに亭こっこ」は上質な「たまごかけごはん」とカレーの専門店だ。
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【おすすめ周辺情報】
「お食事処舞鶴」は地元の人に愛される昔ながらの食堂だ。
安くてボリュームあり。そして美味い。
※上記の情報は変更になる場合があります。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

このルートで登る山/通過する場所

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