ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

HOME > ヤマレコのおすすめルート > 乾徳山 【日本二百名山 No.148】
ルートID: r1211 中級 日帰り 奥秩父 日本二百名山

乾徳山 【日本二百名山 No.148】
けんとくさん

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
適度な難易度の岩場で楽しめる乾徳山。
近年知名度が増してきた山頂への最短ルート、大平高原からのアプローチとなります。上部は鎖場が連続する険しい岩場が続き、北アルプスなどの岩稜歩きに向けたトレーニングにも最適な山です。
※2020年11月17日更新
ルート長7km
登り標高差722m
下り標高差722m
行程概要: 大平牧場駐車場(1298m) → 乾徳山登山口(大平高原側)(1400m) → 月見岩(1740m) → 扇平(1765m) → 髭剃岩(1942m) → 乾徳山(2031m) → 髭剃岩(1942m) → 扇平(1765m) → 月見岩(1740m) → 乾徳山登山口(大平高原側)(1400m) → 大平牧場駐車場(1298m)

【甲府近郊】乾徳山の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 比較的短時間で山頂に立てる最短ルート
  • 適度な難易度の岩場
  • 変化に富んだ山歩きが楽しめる
  • 日本二百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:4時間40
大平高原〜乾徳山林道〜道満尾根〜月見岩〜扇平〜乾徳山〜往路下山〜大平高原
登山計画書作成 《ヤマレコらくルート》
http://yamare.co/H1fK87
山と高原地図 《ヤマプラ》
http://yamare.co/tkHfb0
コース概要 大平荘に車を停めて歩き出す。
しばらくは牧場跡の道を進むが、5分ほどで登山口への入口分岐を通過する。これを右手に進み、緩やかに登れば乾徳山林道に出合う。
この正面にあるのが乾徳山登山口だ。
樹林帯のよく整備された登山道をつづら折れで登っていく。道満尾根に登り詰めると簡易舗装の道が合流、これをショートカットしながら尾根芯を進む。
月見岩への道標に従って左に折れ、急な登りから樹林帯を抜けるとカヤト原に出る。ここまで来れば月見岩は一投足の距離だ。
扇平から本格的な岩場が始まる。
髭剃岩は右を巻き、トラバース気味に高度感のある岩場を登っていく。
下段・上段に分かれたカミソリ岩を登り、わずかに進めば核心部となる鳳岩の基部にたどり着く。
この岩を登れば乾徳山の山頂だが、週末などは多くの登山者で混雑する。ひとつの鎖に二人以上が取り付かないよう心掛けたい。
下山は往路を戻るが、山頂付近の岩場では転落や落石に十分注意したい。
計画書提出先 山梨県警察本部または日下部警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり。
宿泊 なし。
交通 JR中央東線塩山駅より山梨交通バス(西沢渓谷入口行き:670円)にて乾徳山登山口バス停へ。
※乾徳山登山口バス停から大平高原まで徒歩約1時間半。
駐車場 大平高原に登山者専用の有料駐車場あり。
(1日:800円)
アドバイス 早朝など大平荘の管理人が居ない場合があるが、駐車料金は出庫時に支払うことができる。
週末などは大変混雑する山だ。出来るだけ早めの行動を心掛けよう。
山頂周辺の岩場での転落や落石には十分注意しよう。
できればヘルメットの装着が望ましい。
サブコース 山頂から水ノタル経由で下れば岩場を通過せずに下ることができる。
エスケープルート 特になし。
入浴 《笛吹の湯》
登山口にほど近い日帰り温泉施設。アルカリ性単純温泉だが柔らかく軽い入り心地だ。
https://goo.gl/maps/qeHtvE5JdkLHtkTD7
おすすめ周辺情報 《恵林寺》
武田信玄公の菩提寺だ。武田氏ゆかりの品々や御廟があり歴史の重みを感じることができる。
https://erinji.jp/
《あさや葡萄酒》
塩山・勝沼周辺にはワイナリーが数多く存在している。試飲をしながらお気に入りのワインを探すのも楽しいだろう。
http://www.asaya-winery.jp/
《きくや食堂》
昔ながらの大衆食堂。地元民に愛される定番の中華そばや肉丼はどれも美味しい。
https://goo.gl/maps/jaERSTbaajjbbJBb8
《中村屋》
登山口近くにある人気のラーメン店。どのラーメンも美味しく鶏モツなども人気の一品。
https://goo.gl/maps/f7wD6e6XJuE6BdpAA
《笛吹川フルーツ公園》
県が管理するフルーツ農場だ。公園として開放されており「ゆるキャン△」で登場したスイーツ類が人気だ。
https://fuefukigawafp.co.jp/
1
大平高原の大平荘前から歩き始める。
ここには有料駐車場(1日:800円)がある。自家用車でアクセスすれば最短距離で乾徳山に登ることができる。
2
しばらくは牧場跡に建設された太陽光発電用のソーラーパネルを眺めながら進む。
3
大平荘から5分ほど進むと登山口方面への分岐が現れる。
ここは新設された分岐なので間違えないようにしたい。
4
分岐を右に折れて石畳の道を緩やかに登っていく。
5
直線的に登っていくと乾徳山林道に合流する。
その交点が乾徳山への登山口だ。
6
登山口からはやや急な斜面をつづら折れで登っていく。
道はよく整備され問題になる箇所はない。
7
これを登り切ると道満尾根との登山道と合流する。
簡易舗装された小径が横切っており迷いやすい箇所だ。
8
登山道は林道をショートカットするように尾根筋にある。
9
地図に記されていない林道はつづら折れで上部へと続く。やや遠回りだが歩きやすい。
10
やがて月見岩方面への分岐となる。
道標があるが見落とさないようにしたい。
11
道満尾根は下りで使われることが多く道はよく踏まれている。
分岐からしばらくは急な登りだが上部に行けば傾斜は緩まる。
12
樹林帯を抜けるとカヤト原の中を進むようになる。
開放的な雰囲気で気持ちの良い所だ。
13
道満尾根を40分ほど登ると月見岩に到着する。
展望に優れた休憩適地だ。
14
月見岩には裏側から簡単に登ることができる。
甲府盆地を隔ててそびえる富士山は荘厳の一言。
15
月見岩からは正面に乾徳山の頂稜部を見ながら扇平へと向かう。
16
月見岩から20分ほどで扇平にたどり着く。
ここから山頂までは岩場が連続するので気を引き締めて進もう。
17
樹林帯に入ると岩混じりの急な登りとなる。
18
しばらく進むと鎖が設置されたルンゼ(浅い溝)状の岩場を通過する。
この岩場は簡単で足慣らしに丁度いいだろう。
19
髭剃岩は右手から巻いて前方の岩場に取り付く。
20
バンド状の岩場をトラバース気味に進む。
ここは高度感があり慣れていないと怖く感じるだろう。
21
足場の狭い岩場を右に折れてさらにトラバース気味に前進する。
22
岩頭からガリー(岩溝)状の岩場を下る。
以前は木段だったが鉄製の物が新たに設置された。
23
わずかに進むとカミナリ岩に取り付く。
この岩場は下段と上段に分かれている。下部はホールド・スタンス共に多く階段状になっている。
24
上部には2本の鎖が設置されている。
右の鎖からは容易だが左の鎖は傾斜が強く足場が悪い。
25
カミナリ岩を登り切るとテラス状の広場になる。
ここからの展望は素晴らしく一息つくには最適な所だ。
26
広場からわずかに進むと最後の岩場となる鳳岩にたどり着く。
27
鳳岩は一番難易度が高い岩場だ。取り付く前によく観察してどう進むか頭の中でイメージするとよい。
左右どちらの手足から登り出すかだけで難易度が大きく異なる。
28
両手で鎖を握るのではなく身体を岩から離して右手で鎖を軽く掴んで補助とする。
逆の手は左側のフェイスを突っ張るように支えるとバランスが取りやすい。スタンスはクラック(割れ目)に上手くねじ込もう。
29
中間上部でクラックに沿って右上する。
傾斜はあるが足元にはしっかりとしたスタンスがある。右に身体の重心を移動させる要領で進もう。
30
鳳岩を登り切ると乾徳山の山頂に到着だ。
山頂は平な所がなく落ち着かないが展望は感嘆するほどに素晴らしい。
31
南西方向にそびえる富士山。
手前には蛾ヶ岳や黒岳などが見える。
32
真東に連なる南アルプス。
鳳凰三山から甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳・北岳・塩見岳などを一望する。
33
北には黒金山と甲武信ヶ岳・雁坂嶺など奥秩父連山を望む。
34
真東には笠取山・黒川鶏冠山などの山々と奥多摩方面の雲取山まで目視できる。
35
下山は往路を戻る。
山頂付近の岩場での転落には細心の注意を払って行動しよう。
山頂から大平荘まで約2時間の距離だ。
36
【入浴】
「笛吹の湯」は登山口にほど近い日帰り温泉施設。
アルカリ性単純温泉だが柔らかく軽い入り心地だ。
37
【おすすめ周辺情報】
「恵林寺」は武田信玄公の菩提寺だ。
武田氏ゆかりの品々や御廟があり歴史の重みを感じることができる。
38
【おすすめ周辺情報】
「麻屋葡萄酒」を始め塩山・勝沼周辺にはワイナリーが数多く存在している。
試飲をしながらお気に入りのワインを探すのも楽しいだろう。
39
【おすすめ周辺情報】
「きくや食堂」は昔ながらの大衆食堂。
地元民に愛される定番の中華そばや肉丼はどれも美味しい。
40
【おすすめ周辺情報】
「中村屋」は登山口近くにある人気のラーメン店。
どのラーメンも美味しく鶏モツなども人気の一品。
41
【おすすめ周辺情報】
「笛吹川フルーツ公園」は県が管理するフルーツ農場だ。
公園として開放されており「ゆるキャン△」で登場したスイーツ類が人気だ。
※上記の情報は記事更新日(2020年11月17日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
お気に入りした人

このルートで登る山/通過する場所