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ルートID: r1149 初級 日帰り 日高山脈 2019年5月

アポイ岳
あぽいだけ

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
北海道・日高山脈の最南端に位置するアポイ岳。
特殊な岩質(橄欖岩・蛇紋岩)のため森林が発達せず、それに伴い極めて珍しい高山植物が群生しているため「「アポイ岳高山植物群落」として国の天然記念物に指定されています。
本州よりも一足早く、可憐に咲く高山植物を楽しんでみませんか?
※2019年04月27日更新
ルート長11km
登り標高差741m
下り標高差741m
行程概要: アポイ岳ジオパークビジターセンター(80m) → 新道分岐 → 新道合流 → 5合目山小屋 → 馬の背お花畑 → 馬の背分岐(幌満分岐) → アポイ岳(810.2m) → 吉田岳(825.1m) → アポイ岳(810.2m) → 馬の背分岐(幌満分岐) → 馬の背お花畑 → 5合目山小屋 → 新道合流 → 新道分岐 → アポイ岳ジオパークビジターセンター(80m)

【アポイ岳】アポイ岳の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 特殊な岩質に咲き乱れる高山植物
  • 太平洋を望む素晴らしい展望
  • 花の百名山
  • 日本の地質百選
モデルプラン
1日目
歩行時間:6時間45
アポイ岳ジオパーク登山口〜馬ノ背お花畑〜アポイ岳〜吉田岳〜往路下山〜アポイ岳ジオパーク登山口
コース概要 アポイ岳ジオパークから歩き始める。
林道を進むと無人入林届所があるので、ここで入林許可証名簿に必要事項を記入して登山を開始する。
すぐに沢があり、この沢で外来植物の進入を防ぐため靴底を綺麗に洗い流すことになっている。
5合目までは針葉樹林帯を緩やかに登る。
5合目に建つ避難小屋を通過すると急な登りが始まり、背後には太平洋の海原を望む絶景が広がる。
8合目下の馬ノ背で固有種の高山植物を楽しんだら、いよいよアポイ岳に向けて急登となる。
アポイ岳から吉田岳へは往復で2時間ほどだが、大きなアップダウンがあるので体力的・時間的に厳しい場合は無理をしないことが肝要だ。
下山は往路をそのまま下り登山口へと戻る。
計画書提出先 北海道警察本部または浦河警察署地域課。
※登山口に登山ポストあり。
※無人入林届所に入林許可証名簿を提出すること。
宿泊 なし。
交通 JR日高本線鵜鵡川駅よりJR北海道バス(静内駅行き:1,020円)にて静内駅バス停へ。
静内バスターミナルよりJR北海道バス(様似駅行き:1,570円)にて様似駅バス停へ。
※JR北海道により札幌や新千歳空港より直通バスが運行されている。
http://www.jrhokkaidobus.com/timetable/highway05.html
※様似駅から登山口までは徒歩約70分程かかるのでタクシーを利用した方が良い。
駐車場 アポイ岳ジオパーク内に登山者専用の無料駐車場あり。
アドバイス ヒグマの生息域であることを忘れずに行動したい。
幌満岳(アポイ岳南東尾根)からの登山道は立入厳禁。
登山道はよく整備されており迷いやすい箇所や危険な所はない。
橄欖岩や蛇紋岩は濡れると滑りやすいので注意しよう。
8合目分岐から幌満お花畑への道は整備されておらずダニが多いのでおすすめできない。
サブコース 特になし。
エスケープルート 特になし。
入浴 《アポイ山荘》
アポイ岳ジオパーク脇にあり日帰り入浴(500円)が可能だ。
https://www.apoi-sanso.co.jp/
おすすめ周辺情報 《お食事処 女郎花》
特産のツブ貝を使った丼物がおすすめ。他の料理も新鮮で美味しいメニューが揃う。
http://togensamani.jp/author/ominaeshi/
《水鶏》
昆布や魚介から取られた美味しい出汁を使ったラーメンが味わえる。週末には満席になることもある。
https://goo.gl/maps/tbTNiBin1uL2
《松山》
マツカワと呼ばれる大型のカレイの漬け丼がおすすめ。その身はヒラメに勝る味と言われている。
http://www.matsuyama1932.com/
《Cafe アッシュ》
浦河町にあり本格的な南インド料理を楽しむことができる。
https://www.facebook.com/1705637599575538/
《ぱんぱかぱん》
地元でも評判のベーカリー。カフェスペースもあるので海を見ながら寛げる。
https://www.facebook.com/panpakapan0/
1
アポイ岳ジオパーク内にある登山者用の駐車場から歩き始める。
2
しばらく進むと無人入林届所がある。
入林許可証名簿に必要事項を記入して登山を開始する。
3
わずかに進めばアポイ岳の登山口だ。
登山道は山頂までよく整備されており迷いやすい箇所や危険な所もない。
4
登山口から少し進むと沢を渡る。
ここには洗浄用のブラシが置いてあるので外来植物の進入を防ぐため靴底を綺麗に洗い流そう。
5
沢を渡ると山腹を巻くように登山道が続く。
針葉樹林帯の道は緩やかで歩きやすい。
6
道端にはエゾオオサクラソウ(蝦夷大桜草)が可憐な花を咲かせている。
大きな群落を作るのが特徴的だ。
7
ヒメイチゲ(姫一華)は3合目まででよく見られる。
8
フイリミヤマスミレ(斑入深山菫)はミヤマスミレの変種だ。
葉に斑が入るので簡単に見分けできる。
9
3合目を通過する。
要所には休憩所と画像にある通りクマ避けの鐘が設置されている。
10
3合目からはやや急な登りとなる。
橄欖岩や蛇紋岩は濡れていると滑るので注意したい。
11
5合目の避難小屋に到着。
ここまで登ってくると森林が退化し視界が開けてくる。正面には太平洋の大海原が広がる。
12
避難小屋からは階段混じりの急な登りが続く。
13
アポイ岳は日本の地質百選に選ばれている。
所々にジオパークによる地質解説の看板があり現在位置確認の目安になる。
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ザレた岩混じりの道を登れば7合目を通過する。
遮るものがなく風が強い時などは物が飛ばされないように注意したい。
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背後には太平洋と様似周辺の海岸線を見下ろす。
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正面にアポイ岳を見据えると馬ノ背お花畑を通過する。
ここから上部は固有種の高山植物が多いところだ。
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サマニユキワリ(様似雪割)はユキワリコザクラの固有変種。
開花時期は5月から6月上旬までだ。
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アポイアズマギク(アポイ東菊)はアポイ岳の固有種。
こちらも開花時期は5月から6月上旬までだ。
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ヒダカソウ(日高草)は絶滅危惧IA類 (CR)及び特定国内希少野生動植物種(種の保存法)に指定されているアポイ岳の固有種。
「生物多様性の保全に関する条例」で保護されており盗掘などには懲役及び罰金刑が科せられる。
貴重な植物なので踏み荒らしたりしないよう注意したい。
馬ノ背から山頂にかけて花を見ることができる。
開花時期は5月のみ。
20
馬ノ背から山頂までは急な登りが続くが高山植物を愛でながらゆっくり登ろう。
21
登山口から3時間ほどでアポイ岳の山頂に到着する。
山頂の一角には一等三角点(基準点名:冬島)が設置されている。
22
山頂ではチシマザクラ(千島桜)が見られる。
タカネザクラの変種。
吉田岳に行かなければ山頂で花見も楽しいだろう。
23
山頂からは北側の展望に優れる。
これから向かう吉田岳やピンネシリ・日高山脈主稜上の十勝岳・楽古山・オヌシャヌプリなどを一望できる。
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アポイ岳山頂から吉田岳へ向かう。
往復で2時間程度だが大きなアップダウンがあるので時間的・体力的に厳しい場合は無理をしないこと。
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山頂からは正面に吉田岳を見ながら標高差で100m強の下りとなる。
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最低鞍部から吉田岳へ登り返す。
この稜線は低山とは思えない高山帯の景観が広がる。
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日高山脈の南部に生育するヒダカイワザクラ(日高岩桜)は岩場でしか見られない。
開花時期は5月から6月まで。
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最低鞍部から1時間弱の登り返しで吉田岳の山頂に到着する。
ここはアポイ岳よりも15mほど標高が高い。
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帰路を正面に太平洋を眺めながら往路と同じ道を戻る。
特に危険な箇所はないが転倒には十分注意しよう。
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アポイ岳には多くの動物も生息している。
クマゲラ(熊啄木鳥)は絶滅危惧II類 (VU)に指定されている国の天然記念物。
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エゾナキウサギ(蝦夷鳴兎)は北海道にのみ生息する。
アポイ岳では標高の低い所(50mほど)で生息が確認されている。
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キタキツネ(北狐)も生息しているが人慣れしているものは餌を求めて近づいてくる。
北海道では「生物多様性の保全に関する条例」で餌付けは禁止されており懲役・罰金刑が科せられることがあるので決して餌を与えたりしないこと。
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【入浴】
アポイ岳ジオパーク脇にある「アポイ山荘」では日帰り入浴(500円)が可能だ。
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【おすすめ周辺情報】
「お食事処 女郎花」では特産のツブ貝を使った丼物がおすすめ。
他の料理も新鮮で美味しいメニューが揃う。
35
【おすすめ周辺情報】
「水鶏」では昆布や魚介から取られた美味しい出汁を使ったラーメンが味わえる。
週末には満席になることもある。
36
【おすすめ周辺情報】
「松山」ではマツカワと呼ばれる大型のカレイの漬け丼がおすすめ。
その身はヒラメに勝る味と言われている。
37
【おすすめ周辺情報】
浦河町にある「Cafe アッシュ」では本格的な南インド料理を楽しむことができる。
38
【おすすめ周辺情報】
「ぱんぱかぱん」は地元でも評判のベーカリー。
カフェスペースもあるので海を見ながら寛げる。
※上記の情報は記事更新日(2019年04月27日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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