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ルートID: r1102 初級 日帰り 奥秩父 2018年11月

南天山
なんてんやま

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
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中津川渓谷の奥部、西上州の最南端に位置するのが南天山です。
紅葉に彩られた沢沿いの道から上武国境稜線へとつながる尾根に登り詰めれば、奇岩奇峰が立ち並ぶ西上州の山々を見渡すことができます。
※2018年11月01日更新
ルート長5.6km
登り標高差663m
下り標高差663m
行程概要: 南天山登山口(846m) → 法印の滝(934m) → 二又分岐(1026m) → 南天尾根へのとりつき(1068m) → 南天山(1483m) → 南天尾根へのとりつき(1068m) → 二又分岐(1026m) → 法印の滝(934m) → 南天山登山口(846m)

【西上州南部】南天山の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 紅葉に彩られた渓谷美を満喫する
  • 奇岩奇峰が立ち並ぶ西上州の展望
  • 山深さを感じる静けさ
モデルプラン
1日目
歩行時間:5時間10
中津川バス停〜鎌倉沢橋(南天山登山口)〜法印ノ滝〜尾根コース分岐〜南天山〜尾根コース分岐〜鎌倉沢橋(南天山登山口)〜中津川バス停
山と高原地図 《ヤマプラ》
http://yamare.co/NsfCon
コース概要 鎌倉沢橋のたもとにある登山口より歩き始める。
最初は急な登りだが、すぐに平坦な道となり右手から鎌倉沢がせり上がってくる。川床に降りて沢沿いを歩きながら右・左と何度か繰り返しながら進む。
やがて正面に大きな滝が見えてくる。
ここが法印の滝だ。
この滝は右岸を登り、更に上部へと登っていく。沢沿いの道から手入れされた植林地に入ると間もなく尾根コースと谷コースの分岐に到着する。
どちらから登っても大差はないが、ここでは尾根コースから登ることとする。
山頂まではつづら折れの急登が続くが、カラマツやカエデの紅葉を楽しみながら登る。
やがて顕著な岩尾根となれば山頂直下で岩場を越え、登り詰めたところが南天山の山頂だ。
往路は沢コースから下るが、上武国境稜線方面への踏み跡に入りこまないように注意したい。
山頂から2時間ほどで鎌倉沢橋へ戻ることができるだろう。
計画書提出先 埼玉県警察本部または秩父警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり。
宿泊 なし
※前泊すると行程に余裕ができる。
交通 秩父鉄道三峰口駅より西武バス(中津川行き:810円)にて中津川バス停へ。
駐車場 登山口に駐車スペースあり。
※5-8台程度の駐車が可能。
アドバイス 沢沿いの道は滑りやすい箇所があるので足元に注意したい。
山頂周辺はザレた急登が続く。スリップや落石には要注意のこと。
山頂から南東に続く踏み跡には立ち入らないこと。
サブコース 特になし。
エスケープルート 特になし。
入浴 《遊湯館》
道の駅王滝温泉に併設された日帰り温泉施設。登山口から離れているが国道沿いなので利便性が高い。
http://www.ootakionsen.co.jp/onsen/index.html
おすすめ周辺情報 《たぬ金亭》
数々の受賞歴がある豚玉丼が美味い。特製のタレに漬け込んだ豚肉とサクサクの揚げ玉が絶妙な味わいの逸品。
http://www.tanukin-tei.jp/
《そば道場あらかわ亭》
蕎麦打ち体験も可能。もちろん蕎麦を食べるだけでも入店できる。
http://www.ja-chichibu.jp/market/soba-arakawa.html
《かつ屋 まんてん》
変わり種のカツを楽しむことができる。チーズ入りにカツはおすすめの一品。
https://www.facebook.com/katsuya.manten/
《ホルモン高砂》
秩父では人気のホルモン焼きの店。新鮮なホルモン類は下山後の英気を養うには最適だ。
https://goo.gl/maps/bXKt583jhDv
《にしき》
地元の人々に愛される昔ながらの喫茶店。バリエーション豊かなパフェが絶品。山栗のパフェなど季節に合わせた限定品もある。
https://goo.gl/maps/5VEhFYgr9gp
1
中津川林道の起点からわずかに進んだ所にある鎌倉沢橋から登山を開始する。
路肩に5-8台ほど駐車可能なスペースあり。
2
鎌倉沢右岸に付けられた高巻き道を進む。
道は整備されているが足元に注意して歩きたい。
3
やがて川床がせり上がり沢沿いを歩くようになる。
幾つもの木橋が掛かり沢を右・左と繰り返し渡っていく。
4
鎌倉沢は小さな滝が連続する穏やかな渓相だ。
5
やがて糸状に水が流れ落ちる法印の滝に到着する。
登山道は右岸から登る。
6
鎌倉沢はモミジとカエデの黄葉が美しい。
7
法印の滝からも桟道や木橋が続く沢沿いの道を進む。
早朝は凍結し滑りやすいこともあるので注意したい。
8
やがて沢から離れながら手入れの行き届いた植林地を歩くようになる。
9
まもなく尾根コースと沢コースの分岐点に到着する。
どちらから回っても大差はないが尾根コースから登る人が多いようだ。
10
尾根コースはつづら折れの急登だがカラマツやカエデの紅葉が美しいところだ。
11
尾根上部になると山頂に向かって直登となる。
短いが急で息の上がる登りが続く。
12
やがて顕著な岩尾根となれば間もなく山頂だ。
13
山頂直下の岩場を越えれば南天山の山頂に到着する。
14
鎌倉沢橋の登山口から2時間ほどで南天山に到着だ。
山頂からは西上州や奥秩父・奥多摩方面の山々を一望できる。
15
山頂から望む両神山。
左へ伸びる稜線は赤岩尾根・赤岩岳。さらには大ナゲシ・宗四郎方面まで西上州らしい岩峰が立ち並ぶ。
16
こちらは甲武信岳・国師ヶ岳・金峰山方面。
奥秩父・奥多摩方面は長沢背稜から雲取山までを一望できる。
17
下山は沢コースから下る。
山頂から上武国境稜線方面に伸びる尾根を下っていく。
18
2つ目の鞍部まで下れば沢コースへの分岐となる。
直進方面への踏み跡は上武国境稜線方面へ向かうものだ。熟達者向けのバリエーションルートなので立ち入らないように注意したい。
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左手に折れて植林地を下っていく。
歩きやすいが急な下りなので転倒に注意しよう。
20
午後になれば沢に陽が差してくる。
素晴らしい紅葉を満喫しながら歩こう。
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往路の尾根コース分岐からは同じ道を下る。
山頂から約2時間弱で登山口へ戻ることができるだろう。
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【入浴】
「遊湯館」は道の駅王滝温泉に併設された日帰り温泉施設だ。
登山口から離れているが国道沿いなので利便性が高い。
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【おすすめ周辺情報】
「たぬ金亭」では数々の受賞歴がある豚玉丼が美味い。特製のタレに漬け込んだ豚肉とサクサクの揚げ玉が絶妙な味わいの逸品。
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【おすすめ周辺情報】
「そば道場あらかわ亭」では蕎麦打ち体験も可能だ。
もちろん蕎麦を食べるだけでも入店できる。
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【おすすめ周辺情報】
「かつ屋 まんてん」では変わり種のカツを楽しむことができる。
チーズ入りにカツはおすすめの一品。
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【おすすめ周辺情報】
「ホルモン高砂」秩父では人気のホルモン焼きの店。新鮮なホルモン類は下山後の英気を養うには最適だ。
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【おすすめ周辺情報】
地元の人々に愛される「にしき」は昔ながらの喫茶店。バリエーション豊かなパフェが絶品で山栗のパフェなど季節に合わせた限定品もある。
※上記の情報は記事更新日(2018年11月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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