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ルートID: r1062 中級 日帰り 奥秩父 2018年2月

四阿屋山
あずまやさん

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
2月
3月
4月
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10月
11月
12月
ちょっと険しい鎖場と春の訪れを告げるロウバイや紅梅といった、相反する楽しみが一度に楽しめるルートです。
下山後には移動距離なしで温泉に直行!こんな山行もいいと思います。
※2018年02月01日更新
ルート長3.9km
登り標高差433m
下り標高差464m
行程概要: あずまや山つつじ新道入口(337m) → 四阿屋山(771.5m) → 両神神社奥社(700m) → 展望休憩舎(607m) → 福寿草園(530m)

【秩父周辺】四阿屋山の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 歩き応えのあるつつじ新道
  • 春の訪れを告げる花たちを愛でる
  • 下山後に直行できる温泉
モデルプラン
1日目
歩行時間:4時間10
大堤バス停〜つつじ新道〜四阿屋山〜両神神社奥社〜薬師堂コース〜小花輪〜道の駅両神温泉
山と高原地図 《ヤマプラ》
http://yamare.co/JEWkWR
コース概要 つつじ新道登山口脇の大堤バス停より歩き始める。
歩き始めは緩やかな傾斜で杉林の中を登っていくが、やがてつづら折れの登りとなり尾根へ上がる。
ここから山居分岐を通過し、しばらく歩くと最初の鎖場が現れる。
2段目の鎖はこのコースの核心部で、傾斜も強く上部は足場に乏しい。
特に背の低い登山者は苦労するところだ。
ここを越えると岩混じりの岩稜となり、いくつかの鎖場を越えると薬師堂ルートと合流する。
鞍部から山頂までも岩混じりの急な登りなので、足元には十分注意を払いたい。
四阿屋山の山頂は狭く切り立っているので、下の鞍部か休憩所で休んだほうがいいだろう。
薬師堂ルートは分岐から急な下りで両神神社奥社を通過し、さらに下れば展望休憩舎に到着する。
ここからわずかな下りで山居広場への分岐となる。
山居広場は園地になっており、フクジュソウやロウバイが咲き誇る。
また、休憩所もあるのでここでのんびりするのもいいだろう。
園地からは舗装された林道をたどり、ヘアピンカーブの分岐から薬師堂コースを進む。
日当たりのよい気持ちの良い道を緩く下り、やや急な階段を下ればまもなく道の駅裏の登山口へと到着する。
ここから道の駅両神温泉まではわずかな距離だ。
計画書提出先 埼玉県警察本部または小鹿野警察署地域課。
※現地登山ポストは確認できず。
宿泊 なし。
交通 西武鉄道秩父線西武秩父駅より西部観光バス(栗尾行き:470円)にて小鹿野役場バス停へ。
小鹿野役場バス停より小鹿野コミュニティーバス(白井差口行き:200円)にて大堤バス停へ。
駐車場 道の駅両神温泉に無料駐車場あり。
※道の駅〜つつじ新道登山口間は徒歩約30分。
※道の駅から小鹿野コミュニティーバスを利用することも可。
アドバイス つつじ新道の鎖場はホールドに乏しく意外と難しいので注意のこと。
つつじ新道の上部はやせ尾根や小さな岩場が連続する。
サブコース 時間に余裕があればセツブンソウ自生園地(300円)に立ち寄るといいだろう。
つつじ新道の岩場に自信がなければ道の駅からのピストンをおすすめする。
エスケープルート 特になし。
入浴 《道の駅両神温泉・薬師の湯》
道の駅に併設された日帰り温泉施設。下山口にあり直行できる便利さがありがたい。
http://www.kanko-ogano.jp/spa/
おすすめ周辺情報 《節分草園》
セツブンソウの自生地として知られる小鹿野町にある園地。入場料は300円。
http://www.kanko-ogano.jp/
《安田屋》
小鹿野といえば「安田屋」の元祖わらじカツ丼だろう。昼時は混雑必至。
https://goo.gl/maps/JZanskowE942
《ななたき》
ジャンボとり唐揚げで知られる食堂。ボリューム満点でとても美味しい。
https://goo.gl/maps/bGRb1N2mEPQ2
《しのうち》
そばの隠れた名店。ゆったり落ち着ける店構えが嬉しい。鴨つけざるや天ぷら盛もおすすめ
https://goo.gl/maps/7CPAQieWYG32
《Santa Cafe》
手作りのスイーツ類が美味しい落ち着いたカフェ。
https://blogs.yahoo.co.jp/santacafe2016/
1
つつじ新道登山口は大堤バス停のすぐ隣となる。
ここから登山開始。
2
歩き始めは杉林の中の緩やかな道を登っていく。
道はよく整備されていて歩きやすい。
3
つづら折れを登ると尾根上に出る。
山居との分岐を通過して竹が目立ち始めるとまもなく岩場となる。
4
最初の鎖場は足場・手がかりともに豊富で問題になることはないだろう。
5
このルートの核心部になるのが次の鎖場だ。
上部はステップ・ホールドともに浅く背が低い人は特に苦労するだろう。
下からよく観察して登るようにしよう。
6
この岩場は傾斜が強く腕力で鎖を引き寄せるだけでは登れないこともある。
7
鎖場を終えると岩混じりのヤセ尾根が続く。
左右は深く切れ落ちているが樹木があるので高度感は感じない。
8
上部の鎖場は長いが傾斜も緩く足場も豊富で簡単だ。
9
鎖場を登り切ると薬師堂ルートと合流する。
ここは鞍部になっているが山頂方面へ向かう人で混雑することがある。
10
山頂へは岩混じりの急な登りだ。
木の根も張り出しているので転倒など足元に注意したい。
11
四阿屋山の山頂に到着。
頂上は狭く切り立っているので落ち着かない。山頂からは一旦下って鞍部周辺で休憩することをおすすめする。
12
山頂から急な道を下り薬師堂分岐を左に進む。
13
薬師堂分岐からも岩混じりの急な下りが続く。
滑落に要注意。
14
傾斜が緩んで杉林の道をたどれば両神神社奥社に到着だ。
ここは分岐を右に進み山居へ向かう。
15
両神神社奥社から少し下ると展望休憩舎に到着する。
大きなテーブルとベンチが設置されている休憩適地だ。
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展望休憩舎からわずかに下れば山居分岐だ。
ここは右手に進む。
17
分岐から緩く下れば山居広場だ。
ここは園地になっておりフクジュソウやロウバイなどが美しく咲くところだ。
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春の訪れを告げるフクジュソウ。比較的早い時期から開花することが多い。
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満開の時期には甘い芳香に包まれるロウバイ。
見頃は2月初旬〜3月初旬頃。
20
園地を通り抜けて下ると山居集落を通過する。
21
この園地には立派な休憩所がある。
時間によってはここで昼食にするのもいいだろう。
22
ここからはしばらく舗装された林道をたどる。
紅梅や白梅が綺麗に咲いている。
23
左手に大きく曲がるヘアピンカーブに薬師堂コースの分岐がある。
24
ここからは再び山道となる。
地図に載っていない分岐が数多くあるが道標に従って下っていこう。
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やがて日当たりのよい気持ちのよい道が続くようになる。
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やや急な階段の道を下ると登山口に到着する。
あとはわずかな距離で道の駅となる。
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道の駅両神温泉に到着。
この道の駅には温泉があるのでそのまま立ち寄るといいだろう。
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【入浴】
「道の駅両神温泉・薬師の湯」は下山口にあり直行できる便利さだ。
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【おすすめ周辺情報】
「節分草園」はつつじ新道登山口から500mほど歩いた所にある。
入場料は300円。
30
【おすすめ周辺情報】
小鹿野といえば「安田屋」の元祖わらじカツ丼だろう。
昼時は非常に混雑するので時間を外して行くとよい。
31
【おすすめ周辺情報】
道の駅近くの「ななたき」はジャンボとり唐揚げで知られる食堂だ。
ボリューム満点でとても美味しい。
32
【おすすめ周辺情報】
隠れた蕎麦の名店「しのうち」はゆったり落ち着ける。
鴨つけざるや天ぷら盛もおすすめ。
33
【おすすめ周辺情報】
小高い丘の上に建つ「Santa Cafe」は手作りのスイーツ類が美味しい落ち着いたカフェだ。
※上記の情報は記事更新日(2018年02月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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